杉菜草原 [鏡村:20070405]
鏡ダムの遊歩道に広がっていた杉菜。土筆もあるんだろうと思ったけど、こんなに育ったらもう土筆はないというか、土筆がたくさんあるほうが珍しいらしい。でも、鏡村にはあるような気がする。
川原 [鏡村:20070405]
五月待つ 山郭公 うちはぶき
今も鳴かなむ 去年のふる声
(読人知らず:古今和歌集)
子供の頃、こういう川原が当たり前にあって、水遊びをするのが楽しみだった。コンクリートで固めなくても、川と共存する方法はあるはずだ。
今も鳴かなむ 去年のふる声
(読人知らず:古今和歌集)
子供の頃、こういう川原が当たり前にあって、水遊びをするのが楽しみだった。コンクリートで固めなくても、川と共存する方法はあるはずだ。
タグ:山里 山村 春 川 鏡川
のどか [鏡村:20070405]
散る花を 何かうらみむ 世の中に
我が身も共に あらむものかは
(読人知らず:古今和歌集)
花の村には他所からも人が和みに来る。常にあることのない花だから、見納めておきたいと思う。来年も見たいと思う。
我が身も共に あらむものかは
(読人知らず:古今和歌集)
花の村には他所からも人が和みに来る。常にあることのない花だから、見納めておきたいと思う。来年も見たいと思う。
桜の村 [鏡村:20070405]
春の色の いたりいたらぬ
里はあらじ 咲ける咲かざる
花の見ゆらむ
(読人知らず:古今和歌集)
鏡ダムから土佐鏡湖公園を見下ろす。渓流では釣人が1人、竿を握っていた。
里はあらじ 咲ける咲かざる
花の見ゆらむ
(読人知らず:古今和歌集)
鏡ダムから土佐鏡湖公園を見下ろす。渓流では釣人が1人、竿を握っていた。
山翠 [鏡村:20070405]
やよやまて 山郭公 ことづてむ
我れ世の中に 住みわびぬとよ
(三国町:古今和歌集)
ダムの下流でも鏡川にはたくさんの支流がある。平成の大合併前から高知市であった場所でも、この美しさ。山里に住む子供たちが無邪気に水切りに興じていた。うらやましい。
我れ世の中に 住みわびぬとよ
(三国町:古今和歌集)
ダムの下流でも鏡川にはたくさんの支流がある。平成の大合併前から高知市であった場所でも、この美しさ。山里に住む子供たちが無邪気に水切りに興じていた。うらやましい。
水の暮らし [鏡村:20070405]
郭公 声も聞こえず 山彦は
ほかになく音を 答へやはせぬ
(凡河内躬恒:古今和歌集)
村人は先祖代々、水とともに住み、山を借り、段々に暮らしてきた。市民になっても、そのままにいてほしい。不便に見えても、それが一番理に適っている。
ほかになく音を 答へやはせぬ
(凡河内躬恒:古今和歌集)
村人は先祖代々、水とともに住み、山を借り、段々に暮らしてきた。市民になっても、そのままにいてほしい。不便に見えても、それが一番理に適っている。
鏡川 [鏡村:20070405]
吹く風と 谷の水とし なかりせば
み山隠れの 花を見ましや
(紀貫之:古今和歌集)
高知市中心部から車で15分。四万十川ばかり注目されるけど、高知市の水だって、こんなに綺麗だ。
み山隠れの 花を見ましや
(紀貫之:古今和歌集)
高知市中心部から車で15分。四万十川ばかり注目されるけど、高知市の水だって、こんなに綺麗だ。